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記者発表資料

平成30年 07月06日

  • 平成29年 関東地方一級河川の水質現況について

    関東地方整備局
    河川部

     関東地方の一級河川8水系48河川(国土交通省管理区間)において、平成29年に実施した水質調査の結果をとりまとめましたのでお知らせします。

    1.【水質調査】
    (1)関東地方の環境基準の満足状況
     ◆BOD・COD(生活環境項目)でみた水質では、81パーセントで環境基準を満足
      ・平成29年は、一級河川(ダム湖・湖沼を含む)で、有機汚濁の代表的な指標であるBOD値又はCOD値が環境基準を満足した調査地点は163地点中132地点で、全体の81パーセント。平成28年と比較すると減少したが、近年10ヶ年では横ばい傾向。
     ◆久慈川水系、那珂川水系、多摩川水系、鶴見川水系、相模川水系、富士川水系の6水系で、全地点が環境基準を満足
    (2)水質の改善状況
     ◆過去10年間のBOD値でみた水質の改善状況は、利根川水系利根運河の「運河(合流前)」、鶴見川水系鶴見川の「亀の子橋」、那珂川水系桜川の「搦手橋」で大きく改善・水質の改善状況に関し、過去10年間のBOD値の改善幅でみると、運河(合流前)(利根川水系利根運河)で4.5mg/L(関東1位、全国3位の改善幅)、亀の子橋(鶴見川水系鶴見川)で2.8mg/L、搦手橋(那珂川水系桜川)で2.5mg/L改善。
    (3)人の健康の保護に関する環境基準の満足状況
     ◆健康項目(カドミウム等)でみた水質では、全地点・全項目で環境基準を満足
    2.【新しい水質指標による調査】
     ・平成29年は、小中学校や一般市民から、延べ392人の参加を得て、協働により調査を実施。
     ・『人と河川の豊かなふれあいの確保』の視点においてはAランク(顔を川の水につけやすい)の地点が51地点中6地点で12パーセント、『豊かな生態系の確保』の視点においてはAランク(生物の生息・成育・繁殖環境として非常に良好)の地点が36地点中10地点で28パーセント、『利用しやすい水質の確保』の視点においてはAランク(より利用しやすい)の地点が25地点中11地点で44パーセント。
    3.【水生生物による水質の簡易調査】
     ・平成29年は、小中学校や一般市民から延べ930人の参加を得て、8水系26河川44地点で調査を実施。
     ・判定内容が「I(きれいな水)」であった地点は17地点、全体の約4割。
    4.【微量化学物質に関する調査】
     ・平成29年度は、水質28地点、底質25地点でダイオキシン類の調査を実施し、水質の2地点で環境基準を超過。
     ・平成29年度は、水質6地点、底質2地点で内分泌かく乱化学物質等の調査を実施し、水質の2地点で環境基準を超過。
    5.【水質汚濁事故の状況】
     ・平成29年は、管内での水質汚濁事故の通報件数は244件で、平成28年よりも46件減少。
     ・原因物質別では、重油・軽油等の油の流出による事故が件数全体の64パーセントを占める。

  • 別紙・参考資料

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