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記者発表資料

平成29年 07月07日

  • 平成28年 関東地方一級河川の水質現況について

    関東地方整備局
    河川部

     関東地方の一級河川8水系48河川(国土交通省管理区間)において、平成28年に実施した水質調査の結果をとりまとめましたのでお知らせします。

    1.【水質調査】
    (1)関東地方の環境基準の満足状況
     ◆BOD・COD(生活環境項目)でみた水質では、86パーセントで環境基準を満足
      ・平成28年は、一級河川(ダム湖・湖沼を含む)で、有機汚濁の代表的な指標であるBOD値又はCOD値が環境基準を満足した調査地点は163地点中140地点で、全体の86パーセント。平成27年と比較すると増加し、長期的にも増加傾向。
     ◆久慈川水系、多摩川水系、鶴見川水系、相模川水系、富士川水系の5水系で、全地点が環境基準を満足
    (2)水質の改善状況
     ◆過去10年間のBOD値でみた水質の改善状況は、鶴見川水系鶴見川の「亀の子橋」、利根川水系秋山川の「秋山川末流」、利根川水系利根運河の「運河橋」で大きく改善・水質の改善状況に関し、過去10年間のBOD値の改善幅でみると、亀の子橋(鶴見川水系鶴見川)で5.0ミリグラム毎リットル(関東1位、全国2位の改善幅)、秋山川末流(利根川水系秋山川)で4.8ミリグラム毎リットル、運河橋(利根川水系利根運河)で4.0ミリグラム毎リットル改善。
    (3)人の健康の保護に関する環境基準の満足状況
     ◆健康項目(カドミウム等)でみた水質では、全地点・全項目で環境基準を満足

    2.【新しい水質指標による調査】
     ・平成28年は、小中学校や一般市民から、延べ605人の参加を得て、協働により調査を実施。
     ・『人と河川の豊かなふれあいの確保』の視点においてはAランク(顔を川の水につけやすい)の地点が49地点中10地点で20パーセント、『豊かな生態系の確保』の視点においてはAランク(生物の生息・成育・繁殖環境として非常に良好)の地点が38地点中12地点で32パーセント、『利用しやすい水質の確保』の視点においてはAランク(より利用しやすい)の地点が22地点中7地点で32パーセント。

    3.【水生生物による水質の簡易調査】
     ・平成28年は、小中学校や一般市民から、延べ943人の参加を得て、8水系21河川46地点で調査を実施。
     ・判定内容が「I(きれいな水)」であった地点は23地点、全体の50パーセント。

    4.【微量化学物質に関する調査】
     ・平成28年は、水質38地点、底質34地点でダイオキシン類の調査を実施し、水質の3地点で環境基準を超過。

    5.【水質汚濁事故の状況】
     ・平成28年は、管内での水質汚濁事故の通報件数は290件で、平成27年よりも52件減少。
     ・原因物質別では、重油・軽油等の油の流出による事故が件数全体の72パーセントを占める。

  • 別紙・参考資料

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