鬼怒川とダムの紹介
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洪水の記録
過去の洪水調節の実績
鬼怒川の洪水
鬼怒川は、その上流に急峻な山々が連なっており、河川の勾配も急で、降雨の影響を受けやすいといった特徴を持っています。
鬼怒川はこれまで流域に大きな恵みをもたらしてきましたが、時には大きな災害を起こす川でもありました。しかし、五十里ダム、川俣ダム、川治ダム、そして湯西川ダムと、順番にダムが完成するに従い、洪水に対する安全性が向上してきました。ダムによる水位低減効果（鬼怒川温泉街）
【H10.9 台風5号による降雨】
ダム群による低減効果：400cm
五十里ダム単独：122cm
川俣ダム単独：101cm
川治ダム単独：241cm
【鬼怒川上流主要洪水一覧表】
＜凡例＞
［五十里］五十里ダム
［川俣］川俣ダム
［川治］川治ダム洪水名 総雨量
（mm）最大流入量
m3/s最大放流量
m3/s宇都宮市石井
地点最大流量
m3/s昭和34年8月14日
台風7号［五十里］ 334.0 ［五十里］ 1,017.0 ［五十里］ 470.0 ［五十里］ 4,190 昭和41年9月24日
台風26号［五十里］ 282.0
［川俣］ 288.0［五十里］ 1,185.3
［川俣］ 1,185.3［五十里］ 328.8
［川俣］ 323.8［五十里］ 4,620
［川俣］ 4,620昭和56年8月22日
台風15号［五十里］ 327.0
［川俣］ 395.0［五十里］ 1,125.1
［川俣］ 826.9［五十里］ 399.0
［川俣］ 400.0［五十里］ 3,550
［川俣］ 3,550昭和57年8月1日
台風10号［五十里］ 233.0
［川俣］ 354.0［五十里］ 1,026.0
［川俣］1,334.8［五十里］ 476.5
［川俣］539.2［五十里］ 2,443
［川俣］2,443平成6年9月29.30日
台風26号［五十里］ 111.0
［川俣］ 217.0
［川治］ 80.0［五十里］ 812.7
［川俣］ 522.3
［川治］ 1,161.2［五十里］ 318.4
［川俣］ 399.2
［川治］ 399.4［五十里］ 2,024
［川俣］ 2,024
［川治］ 2,024平成10年9月15日
台風5号［五十里］ 255.0
［川俣］ 306.0
［川治］ 156.0［五十里］ 1,032.2
［川俣］ 775.4
［川治］ 1,186.2［五十里］ 484.0
［川俣］ 539.85
［川治］ 399.86［五十里］ 4,181
［川俣］ 4,181
［川治］ 4,181平成14年7月10日
台風6号［五十里］ 257.0
［川俣］ 269.0
［川治］ 318.0［五十里］ 767.7
［川俣］ 400.0
［川治］ 769.2［五十里］ 430.4
［川俣］ 348.3
［川治］ 398.1［五十里］ 3,225
［川俣］ 3,225
［川治］ 3,225平成19年9月7日
台風9号［五十里］ 301.0
［川俣］ 380.7
［川治］ 308.7［五十里］ 843.9
［川俣］ 742.9
［川治］ 949.1［五十里］ 448.3
［川俣］ 319.8
［川治］ 398.5［五十里］ 2,935
［川俣］ 2,935
［川治］ 2,935平成23年9月21日
台風15号［五十里］ 203.8
［川俣］ 268.0
［川治］ 287.4［五十里］ 650.6
［川俣］ 544.4
［川治］ 1,171.2［五十里］ 448.7
［川俣］ 347.8
［川治］ 399.6［五十里］ 3,306 ※1
［川俣］ 3,306 ※1
［川治］ 3,306 ※1※1 平成23年9月23日台風15号の石井地点の最大流量は、観測値であり、確定値ではありません。
過去の決壊箇所
