リバーシビックマネージャー
国土交通省(旧建設省)は河川行政に住民の視点や意見等を反映させるため、昭和51年に河川愛護モニターを発足させ、平成9年度からは沿川市区町のご協力のもと、一般公募方式を採用し制度の充実をはかって参りました。
一方、多摩川においては、直轄区間だけでも年間1,300万人(平成15年度調査)が訪れ我が国有数の利用者があるとともに、鶴見川では、面積当たりの利用者が全国1位となっています。このため、従前にまして、自然環境の保全、秩序ある利用や適切な河川とのふれあいを図ることが必要であり、更にきめ細やかな管理が求められています。
そこで京浜河川事務所では、日本で初めて住民のボランティア活動の一環として、河川管理行為の一部について支援していただくことを目的に、平成12年度よりリバーシビックマネージャー(川の市民管理者:RCM)制度を新たに創設しました。