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鶴見川

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    鶴見川流域水マスタープラン

    水マスタープラン用語集

    [あ]

    暗渠【あんきょ】
    暗渠とは、表流水や地中水等を排除するため、地中に埋設された送・排水路のことをいいます。地すべり防止工等にも適用されます。

    アンモニア態窒素【あんもにあたいちっそ】
    アンモニア態窒素とは、アンモニアの量をアンモニア中の窒素量で表したものです。アンモニア性窒素ともいいます。水圏における窒素の物質循環では、アンモニアは有機性窒素化合物が主に生物学的分解を受けることによって生成します。生成したアンモニアは再び生合成に利用されるか、亜硝酸や硝酸に酸化されます。

    インセンティブ【いんせんてぃぶ】
    インセンティブとは、誘因または目標を達成するための刺激のことをいいます。

    雨水浸透貯留施設【うすいしんとうちょりゅうしせつ】
    雨水浸透貯留施設とは、都市部における保水・遊水機能の維持のために、雨水を積極的に貯留・浸透させるために設けられる施設のことをいいます。各戸貯留、団地の棟間貯留、運動場、広場等の貯留施設と浸透ます、浸透井、浸透性舗装等の浸透施設があります。

    汚濁負荷【おだくふか】
    汚濁負荷とは、汚濁物質が水系に流入することにより、水域環境や水産業、農業、レクリエーション等に対して及ぼす悪影響をいいます。汚濁負荷源には点源と面源があります。点源負荷は家庭や工場、事業場等の特定できる汚濁源から発生する負荷で、面源負荷は汚濁の排出点を特定できない汚濁発生源、すなわち非点源汚濁源、非特定汚染源、ノンポイントソース等と呼ばれる汚濁源からの負荷をさします。

    オンサイト浄化【おんさいとじょうか】
    オンサイト浄化とは、発生した汚濁負荷をその場所内で浄化することをいいます。河川への汚濁負荷の流出を抑制します。

    [か]

    かさあげ【かさあげ】
    かさあげとは、既設の河岸堤防の天端を高くすることをいいます。なんらかの原因によって河川の流水断面積が不足したときに行います。

    渇水流量【かっすいりゅうりょう】
    渇水流量とは、渇水時流況の指標値をいいます。年間を通じて355日間はこの値を下まわらない流量です。逆にいえば1年のうち10日間はこの流量が確保されません。降水量や気温等の気候条件だけではなく流域地質の影響も受けています。単に渇水量ともいいます。

    合併処理浄化槽【がっぺいしょりじょうかそう】
    合併処理浄化槽とは、便汚水(水洗便所に限る)を厨房汚水等の雑排水と一緒にして、処理する方式の浄化槽です。合併処理は技術的にも高度の機能が期待でき、さらに雑排水も処理されるので環境保全上は合理的な方法です。

    環境基準【かんきょうきじゅん】
    環境基準とは、人の健康を保護し、生活環境を保全する上で維持することが望ましい環境に関する基準をいい、大気汚染、水質汚濁、土壌汚染及び騒音について定められています。この基準は、行政上の目標であって、事業上に適用される基準(規制基準)とは異なります。

    環境ホルモン【かんきょうほるもん】
    環境ホルモンとは、内分泌撹乱物質のことをいいます。いくつかの有機塩素化合物やプラスチック分解物など、ホルモンに類似した作用を持つ合成化学物質で、女性ホルモンのエストロゲンに似た作用を持つものが多くあります。生分解されないので環境への残留や生物濃縮を起こし、動物や人間の生殖機能や代謝機能を撹乱します。

    感潮域【かんちょういき】
    感潮域とは、河川の下流部において、潮汐の影響をうける区間をいいます。水位や水質の変化、流れの逆転などが生じます。感潮区域、感潮部などともいいます。

    洪水到達時間【こうずいとうたつじかん】
    洪水到達時間とは、雨水が地上に達してから、河川のある地点に洪水として流れつくまでに要する時間です。これが短くなると、洪水対策が困難になります。

    高度処理【こうどしょり】
    高度処理とは、下水処理の過程で、一次処理、二次処理を経てなお残留する窒素、燐等を除去し、さらに処理水の水質向上を目的として行う処理のことをいいます。対象となる汚濁物質や項目によって処理の方法は異なりますが、一般的なものとして、BODならば生物処理後の凝集沈殿や活性炭吸着等、CODならば活性炭吸着、逆浸透等があります。

    固有流量【こゆうりゅうりょう】
    固有流量とは、鶴見川流域水委員会準備会において新しく取り入れられた概念(用語)であり、流域が全て自然地であるときの河川流量を意味します。固有流量は、平常時の河川流量の目標値設定に際して、一つの指標として取扱います。

    [さ]

    市街化区域・市街化調整区域【しがいかくいき・しがいかちょうせいくいき】
    市街化区域とは、都市計画法に規定されている都市計画の内容の一つで、「既に市街地を形成している区域又は概ね10年以内の優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域」のことをいいます。都市計画区域は本区域と市街化を抑制すべき市街化調整区域に区分され、この区域区分を基礎に計画の体系が構築されることとなります。

    市街地率【しがいかりつ】
    市街地率とは、流域内で既に開発が行われている面積の比率をいいます。

    シビルディフェンス機能【しびるでぃふぇんすきのう】
    シビルディフェンス機能とは洪水等の緊急時に、市民が主体的に自分の身を守ることをいいます。

    親水公園【しんすいこうえん】
    親水公園とは、海や河川、用水路等の水辺に親しむために設置された公園のことをいいます。

    浸透トレンチ【しんとうとれんち】
    浸透トレンチは、雨水浸透施設で、長い溝内に砂利や砕石等を敷き、雨水を濾過浸透させ、雨水の急激な流出を抑制するとともに地下水の涵養にも役立つ施設です。浸透トレンチは線状に配設されるので大きな浸透容量を有しています。

    浸透マス【しんとうます】
    浸透マスとは、雨水流出抑制施設のうちの浸透型施設の一つで、雨水マスの底部を開口または多孔にして砂利や砕石を敷き並べ、雨水を浸透させるものをいいます。

    正常流量【せいじょうりゅうりょう】
    正常流量とは、流水の正常な機能を維持するために必要な流量をいいます。渇水時に維持すべきと定められた維持流量及び下流における流水の占用のために必要な水利流量の双方を満足する流量です。

    生物多様性【せいぶつたようせい】
    生物多様性とは、自然生態系を構成する動物、植物、微生物など地球上の豊かな生物種の多様性とその遺伝子の多様性、そして地域の様々な生態系の多様性をも意味する包括的な概念です。生物多様性の保全とは、様々な生物が相互の関係を保ちながら、本来の生息環境の中で繁殖を続けている状態を保全することを意味します。

    清流成分水量【せいりゅうせいぶんすいりょう】
    清流成分水量とは、河川流量のうち湧水や地下水由来の自然系の流量成分をいいます。

    セットバック【せっとばっく】
    セットバックとは、建築物の密集度を軽減し、市街地の採光、通風の悪化を防ぐために高層建築物の壁面を下部より上部へ順次後退させる建築手法です。単に、道路境界線から一定距離後退して建築することもセットバックといいます。

    ゼロエミッション【ぜろえみっしょん】
    ゼロエミッションとは、異なった業種間協同で地球の限られた資源の使用効率を高め、廃棄物(エミッション)がゼロになることを目指すという考え方のことをいいます。

    総合治水対策【そうごうちすいたいさく】
    総合治水対策とは、急激な都市化による雨水の流出増に対して行われる治水対策で、流域(雨水流出量の抑制)と河川(河道改修や遊水地建設など)が一体となって治水安全度の向上を図るものです。

    [た]

    地下水涵養【ちかすいかんよう】
    地下水涵養とは、河川等の地表水が地中へ浸透し帯水層に供給されることをいいます。都市化により地中への浸透量が減少したり、地下水の揚水量が涵養量を上回ることで地下水位低下が起こり、地盤沈下、井戸の枯渇、地下水塩水化等の問題が生じます。

    治水農地【ちすいのうち】
    本書では、河川沿いの水田や、丘陵地の畑等の遊水機能を有する農地を治水農地と呼んでいます。

    低水護岸【ていすいごがん】
    低水護岸とは、流水や雨、あるいは波の作用によって高水敷きが浸食されないよう、河岸にコンクリートブロックや自然石を貼ったものをいいます。

    低水流量【ていすいりゅうりょう】
    低水流量とは、1年を通じて275日はこれを下らない流量のことをいいます。

    ドレーン【どれーん】
    ドレーンとは、放水路、下水溝のことですが、建設工事においては排水、水抜きの意味で用いられています。水抜き杭、水抜きボーリング、排水パイプ、排水溝などが代表的です。

    [な]

    内水排除【ないすいはいじょ】
    内水排除とは、堤内地の湛水や堤内河川の水を堤外地へ排除することをいいます。堤防で囲われた堤外河川の水位が高いと堤内側の水が排除困難となり、ポンプで排除することが行われます。

    内水氾濫【ないすいはんらん】
    内水氾濫とは、洪水時に本川水位が上昇し、内水の排除が困難になって生じる湛水のことをいいます。洪水が長引き湛水深が大きくなると浸水による被害が発生します。このような被害が生じないように対策を講じることを内水排除といいます。

    二次林【にじりん】
    二次林とは、伐採などの人為的影響や風水害などの自然災害による影響を受けて生じた林で、その土地本来の安定的な林と置き換わったさまざまなタイプの林をいいます。

    ノンポイントソース【のんぽいんとそーす】
    →「汚濁負荷」参照。

    [は]

    パラペット護岸【ぱらぺっとごがん】
    パラペット護岸とは、波やしぶきが堤内側に入り込むのを防ぐために、堤体の天端上に突出した構造物のついた護岸をいいます。

    氾濫源【はんらんげん】
    氾濫源とは、洪水時に氾濫水に覆われる川の両岸の比較的平坦で低い土地のことを言います。

    ヒートアイランド【ひーとあいらんど】
    都市域の気象は、比較的自然条件に近い郊外部のそれとくらべて、工場・家庭・自動車などの燃料消費からの人工排熱の多さ、建築物や舗装の蓄熱性、大気汚染による熱放射の減少などが上空の低温安定層のドーム効果と複合して、人口が多いほどまた昼間より夜間のほうが周辺部より気温が高くなる特徴をもちます。地図上に等温度線を描くと、この高温部が海上に浮く島に似た同心円状になり、これをヒートアイランドと呼びます。

    ビオトープ【びおとーぷ】
    ビオトープとは、ドイツ語で、生物生息空間のことですが、一般に自然またはそれに近い動植物の生息場所のことをいいます。道路、河川、湖沼、流域、農村地域など地理的に区分された地域で、自然の状態の、できるだけ価値の高い生物群集が存在する生息空間を意味します。生物量の豊富な河川や水辺空間やそれに接する浸水部分などがこれにあたりますが、最近では線的なつながりをもつネットワークを対象とすることも多くみられます。

    光ファイバ【ひかりふぁいば】
    光ファイバとは、光信号で通信を行う際の伝送路です。材料は石英ガラスやプラスチックを使用し、屈折率は中心部が大きく周囲は小さくなっています。従来の通信ケーブルに比べて低損失、広帯域、曲げやすい、断面積が小さい値となっています。軽い、電磁誘導の影響を受けない、漏話が少ない等の特徴を有します。

    比流量【ひりゅうりょう】
    比流量とは、単位流域面積当たりの流量、すなわち流量を流域面積で除したものです。流域特性の指標の一つです。流域面積が大きいほど流域内の平均雨量強度は小さくなるので、流域面積が大きいほど比流量は小さくなります。狭義には洪水比流量をさします。

    ピロティ建築【ぴろてぃけんちく】
    ピロティ建築とは、1階を支柱だけにして2階以上を住居等にする建築方法です。浸水した場合、被害が最小限で済みます。

    富栄養化【ふえいようか】
    富栄養化とは、生物生産の低い貧栄養湖が、流域からの栄養塩類の流入によってその栄養塩類濃度を増加させ、中栄養湖、さらに富栄養湖へと変化していく過程をいいます。自然状態におけるこの変化は、通常数千年から数万年というオーダーで起こるとされています。自然的富栄養化に対し、排水の流入のような人為的な原因で急激に富栄養化が進行する場合を人為的富栄養化と呼びます。

    フォローアップ【ふぉろーあっぷ】
    フォローアップとは、ある物事を徹底するために、その物事の展開を継続的に調査することをいいます。

    ふれあい水辺等級【ふれあいみずべとうきゅう】
    ふれあい水辺等級とは、鶴見川流域水委員会準備会において新しく取り入れられた概念(用語)であり、河川水質の親水活動に対する適切さのほかに、"アクセス性(水際に近寄ることができるか)"や"安全性(水辺は安全であるか)"などの視点を考慮した指標となります。

    防災調整池【ぼうさいちょうせいいけ】
    防災調整池とは、開発に伴う流出増を一時的に貯留し、下流河川への流出増を抑制する施設のことをいいます。

    放水路【ほうすいろ】
    放水路とは、現河道の大幅な拡幅を避けるため、あるいは河川改修延長を短縮する等の目的で、河川の途中から分岐した新川を開削し、直接海または他の河川に放流する水路をいいます。

    保水・遊水機能【ほすい・ゆうすいきのう】
    保水機能とは、防災調整池などにより流域内において雨水を一時的に浸透・貯留する機能のことをいいます。遊水機能とは、河川沿いの田畑等において雨水または河川の水が流入して一時的に貯留する機能のことをいいます。

    [ま]

    マスタープラン【ますたーぷらん】
    マスタープランとは、都市の土地利用等の将来構想のことで、都市計画の目標を示し、個別計画の整合性を図ることをねらいとします。

    マルチウェイ防災情報【まるちうぇいぼうさいじょうほう】
    マルチウェイ防災情報とは、防災無線、テレビ、インターネット、i-modeなど多種な方法により防災情報を伝達することをいいます。

    水循環系【みずじゅんかんけい】
    水循環系とは、地表、海面から蒸発した水蒸気が、雨となって、地表に降り、一部は地下水となって、川を流れて海に至るという循環を繰り返す、この循環のシステムのことをいいます。

    水辺の楽校【みずべのがっこう】
    水辺の楽校とは、国土交通省が進めているプロジェクトで、NPO、ボランティア団体等の地域の方々と協力しながら、水辺が自然体験場、遊びの場として活用されるような仕組をつくります。また、自然の状態を極力保全、あるいは瀬や淵、せせらぎ等の自然環境を創出するとともにアクセス改善のための緩傾斜河岸の整備等を通じ、子ども達が自然と出会える安全な水辺をつくります。

    ミティゲーション【みてぃげーしょん】
    ミティゲーションとは、ビオトープ(生物の生息空間)の保全対策の一つです。公共事業等で計画が実施される場合、消滅する元来のビオトープとほぼ同質で同規模のビオトープを別の場所に新設したり、あるいはその場所で可能な別のビオトープを創設することをいいます。

    面源負荷対策【めんげんふかたいさく】
    面減負荷対策とは、出水時のノンポイントソース(調整池・道路・屋根・雨水マス・市街地・農地など)からの汚濁負荷を削減することを意味します。具体的な対策として、河畔林の整備・道路の清掃などが挙げられます。(→「汚濁負荷」参照)

    モニタリング【もにたりんぐ】
    モニタリングとは、監視・観察の意味で使われ、日常的・継続的な点検のことをいいます。

    盛土【もりど】
    盛土とは、各種の土木構造物を造成するために、地盤上に土を盛り立てて構築した土構造物のことをいいます。

    [や]

    谷戸【やと】
    谷戸とは、台地や丘陵地が湧水等の浸食によって複雑に刻み込まれた地形をいいます。本来の鶴見川本川や支川の源流域は谷戸が発達していて、雑木林からわき出た遊水と清流が特徴です。この清流を集めて古くから谷戸の水田(谷戸田)が行われてきました。このような雑木林、清流、水田のある谷戸の環境は、多様な生物が生息する地域です。地域によっては「谷津」「棚田」とも呼ばれています。

    遊水地【ゆうすいち】
    遊水地とは、河道に沿った地域で、洪水時に堪水して洪水流量の一部を貯留し、下流のピーク流量を低減させ洪水調節を行うために利用される地域の総称です。通常水があるような地域では、遊水池と記す場合もあります。

    [ら]

    ランドスケープ【らんどすけーぷ】
    ランドスケープとは地形を基本とした景観のことをいいます。流域の河川景観においては、山、水面、植生などの自然物と、それに人為的な作用を受けた土地及び建物や土木構造物から構成されます。

    流域共生型農業【りゅういききょうせいがたのうぎょう】
    谷戸・低地の水田、台地・丘陵地の畑で行う、流域の健全な水循環の保全・回復を促進するように、農薬や肥料の使用をできるだけ控え、地下水を涵養し、水質に悪影響を与えない農業を本書では流域共生型農業と呼んでいます。

    流域共生住宅【りゅういききょうせいじゅうたく】
    市街化が進んだ地域では、水循環の回復や洪水防御のためにも建物及び敷地内での雨水浸透、雨水利用、緑化が有効です。こうした流域の水循環・自然環境に対して貢献しうる建物、とりわけ住宅を流域に増やしていくことは、流域の水循環、環境の改善につながります。本書では、こうした流域と共存、共生を目指した住宅を流域共生住宅と呼んでいます。

    流出抑制施設【りゅうしゅつよくせいしせつ】
    流出抑制施設とは、降った雨を一時的に溜込み、一度に河川に流れ込まないようにする施設をいいます。

    路地尊【ろじそん】
    路地尊とは、家の屋根に降った雨を広場などの地下の雨水貯留槽にため、手押しポンプで汲み出して利用するシステムのことをいいます。この路地尊は墨田区の一寺言問地区で防災まちづくりに取り組む『一寺言問を防災のまちにする会』によって考え出されました。路地尊には、「災害時には避難路になり、通常は地域の広場になる路地を尊ぼう」という、防災まちづくりの住民の思いが込められています。

    [わ]

    ワンド【わんど】
    ワンドとは、河川敷にできた池状の入り江のことで、本川から離れた溜まりも含めていいます。希少な魚をはじめ、種々の生物が共存する豊かな環境であることが認識され、その価値が評価されています。

    [A-Z]

    BOD【びーおーでぃー】
    BOD(biochemical oxygen demand)とは、水中の好気性微生物の増殖や呼吸によって消費される酸素量のことです。水の有機物汚染が大きければその有機物を栄養分とする微生物の活動も活発になり、微生物によって消費される酸素の量も増加します。従って、BODが大きければ水中の有機物汚染が大きいことを示すため、水の有機物汚染の指標とされています。

    C‐BOD【しーびーおーでぃー】
    C‐BODとは、主に有機物の分解による、炭素系の酸素消費量のことです。

    N‐BOD【えぬびーおーでぃー】
    N‐BODとは、主に硝化反応による、窒素系の酸素消費量のことです

    GIS【じーあいえす】
    GISとは、地理情報システム(Geographic Information System)の略称で、地理的位置に関する情報を持つさまざまな台帳・統計データ等をデジタル処理・管理・分析するコンピュータ情報処理体系のことです。河川の計画や管理等、幅広く利用されています。

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