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事務所の取り組み

  • 国道246号

    国道246号

    国道246号の概要

    東京都千代田区を起点、静岡県沼津市を終点とする延長約125kmの道路です。 古くは矢倉沢往還とも呼ばれ、東海道の脇道として各地の特産物を江戸に運ぶ商業ルートとして、また江戸庶民の娯楽のひとつであった大山参りのための信仰の道として、大変重要な役割を果たしていました。 現在も、首都圏と東海地方を結ぶ幹線道路であると同時に、港北ニュータウン等の開発に伴う地域の交通を支える道路として、重要な役割を果たしています。

    川崎国道事務所の事業

    国道246号広域図

    国道246号の慢性的な交通渋滞の緩和と道路の環境改善、また東名高速道路へのアクセス性の向上を目的として、「都筑青葉地区環境整備」は昭和50年度に事業がスタートしました。 このうち、新石川立体については平成18年3月に立体部が開通、市ヶ尾立体については平成10年3月に立体部が開通しています。

    ■市ヶ尾拡幅事業

    市ヶ尾拡幅事業は、国道246号の歩道を拡幅し、植樹帯などを整備することにより、快適な歩行空間を確保し、沿道への騒音・振動の軽減など環境の改善を図る事業です。

    ■新石川立体事業

    新石川立体事業は、国道246号と都市計画道路日吉元石川線が交差する新石川交差点付近を立体化することにより、両道路の慢性的な渋滞を緩和し、港北ニュータウンや第3京浜道路へのアクセス性を向上させるための事業です。 また、歩道の拡幅を行い、快適で安全な歩行空間を確保します。

    国道246号の歴史〜江戸時代の物流と信仰を支えた『大山街道』

    国道246号は、かつて『矢倉沢往還』と呼ばれ、静岡のお茶や秦野のタバコ、相模川の鮎など、各地の産物を江戸に運ぶ「商業ルート」としてにぎわいました。また、江戸時代、この街道は丹沢大山への信仰の道『大山街道』としても知られ、大山詣でに向かう多くの人々でにぎわったといわれています。
    武蔵国の溝口、相模国の鶴間、厚木などを経て伊勢原から坂本に至る参詣経路は、現在の国道246号とほぼ一致しています。 江戸時代に栄えた『大山街道』は大正になると、県道1号線に指定され、乗り合い馬車などが走る道となりました。
    戦後、本格的に近代化の改良工事が行なわれ、静岡県沼津市までの「主要幹線東京・沼津線」となります。国道への昇格は、1956(昭和31)年7月に国道に指定され、1965(昭和40)年3月に現在の国道246号になりました。

    大山街道のページ

    国道246号の歴史〜川崎市溝口付近にいまも残る大山街道

    溝の口の商家

    『大山街道』は、現在も国道246号沿いの溝口付近に、その名を残しています。溝口は、かつて、江戸へ運ばれる産物の中継地・物流センターの役割を担い、古くから、宿場町として発展してきた歴史を持っています。 開発が進んだ町並みの所々に、今も蔵づくりの商家や伝統的な店造りの呉服店などがたたずんでおり、『大山街道』の往時の面影を現代に伝えています。

    国道246号の歴史〜大山信仰について

    大山写真

    相模国の御嶽である大山(神奈川県伊勢原市)は、別名雨降山(あふりやま)といわれ、雨をもたらし農耕を司る霊山として、人々に知られていました。真言宗大山寺は、752(天平勝宝4)年に良弁僧正によって開創されたといわれていますが、古くから、修験道が関与する山岳であったといわれています。近世の江戸町人社会では、6月28日の初山や7月14〜17日の盆山などの大山詣でが盛んになり、病気治しの祈願を叶える現世利益の神として普及していました。

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