| 国道246号は、かつて『矢倉沢往還』と呼ばれ、静岡のお茶や秦野のタバコ、相模川の鮎など、各地の産物を江戸に運ぶ「商業ルート」であった。また、江戸時代、この街道は、丹沢大山への信仰の道『大山街道』としても知られ、大山詣でに向かう多くの人々でにぎわったという。武蔵国の溝口、相模国の鶴間、厚木などを経て伊勢原から坂本に至る参詣経路は、現在の国道246号とほぼ一致する。
江戸時代に栄えた『大山街道』は、大正になると、県道1号線に指定され、乗り合い馬車などが走る道となった。戦後、本格的に近代化の改良工事が行なわれ、静岡県沼津市までの「主要幹線東京・沼津線」となる。国道へ昇格は、1956(昭和31)年7月。その後、1965(昭和40)年3月に、現在の国道246号になった。
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