公園整備
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国営常陸海浜公園の概要
国営常陸海浜公園は、首都圏における増大かつ多様化するレクリエーション需要に応えるため、茨城県ひたちなか市に国が設置した国営公園で、総面積は350ヘクタールに及びます。現在、約61パーセントの215.2ヘクタールが開園されています。
本公園は、「海と空と緑が友達 爽やか健康体験」をテーマとして、樹林、草地、砂丘、海浜、湧水地等、特色ある自然条件を生かした整備を目的としており、その規模、内容は、わが国はもとより、国際的にも有数な公園となるものと期待されています。常陸海浜公園データシート
位置:茨城県ひたちなか市
全体計画面積:350.0ヘクタール
供用面積:215.2ヘクタール公園の位置図
公園写真帖
公園略年表
公園略年表 昭和 13年 旧日本陸軍が県保有地・民有地を買収、水戸飛行場を建設 21年6月 連合国軍が接収、空軍の対地射爆撃場に指定 27年7月 講和条約の発効により在日米軍の施設となる 46年6月 在日米軍が射爆行為を停止 48年3月15日 水戸対地射爆撃場跡が日本政府に返還される 50~53年 「水戸地区大規模公園調査」を実施 52年3月 「首都圏整備計画」(国土庁)において北関東総合開発の一環となる水戸対地射爆撃場跡地の利用の一部として公園緑地の整備が記される 54年 「国営常陸海浜公園(仮称)事業」が着手 55年4月7日 国営常陸海浜公園調査事務所が発足 56年9月29日 「国営常陸海浜公園整備の基本方針」が決定 56年11月24日 「水戸対地射爆撃場返還国有地処置大綱」(国有財産中央審議会答申)により国営公園用地として350ヘクタールの処理が決定される 56年~57年 大綱を受けて関係省庁(国土庁、建設省、通産省)において「水戸対地射爆撃場跡地総合開発計画調査」が実施される 57年3月1日 調査事務所を工事事務所とする 58年1月 水戸対地射爆撃場跡地利用計画に係る街区確定作業により、国営公園計画区域が決まる 58年2月23日 「国営常陸海浜公園基本計画」が決定 58年3月3日 「水戸対地射爆撃場返還国有地処理方針」(国有財産関東地方審議会答申)により国営公園用地として建設省への所管換えが決定される 58年4月14日 都市計画決定(水戸勝田都市計画公園の変更・茨城県告示第645号) 58年7月26日 都市計画事業の承認(建設省告示第1324号) 59年8月9日 都市公園を設置すべき区域として350ヘクタールの決定(建設省告示第1203号)国営常陸海浜公園用地、大蔵省から建設省への所管換え 59年11月26日 起工式 60年11月2日 水戸対地射爆撃場跡地を常陸那珂地区と称することを決定(水戸対地射爆撃場跡地利用推進協議会) 平成 3年10月5日 第一期開園(70ヘクタール) 6年11月1日 勝田市、那珂湊市が合併し、ひたちなか市となる 7年3月16日 たまごの森ほか6ヘクタールを追加供用 8年4月1日 ひたちなか自然の森ほか12.1ヘクタール追加供用 9年4月1日 林間広場、記念の森庭園4.4ヘクタール追加供用 11年7月17日 ファミリーパークゴルフコース、BMX・MTBコース、中央フラワーガーデン、バッファーゾーン、南口駐車場、園路が11.5ヘクタール追加供用 12年4月15日 南口駐車場が3.5ヘクタール追加供用 13年7月20日 砂丘ガーデン8.5ヘクタール追加供用 16年10月6日 海浜口(風のゲート)ほか3.4ヘクタールを追加供用 18年3月18日 ひなの林6.4ヘクタールを追加供用 18年7月22日 砂丘観察広場9.2ヘクタールを追加供用 20年4月20日 みはらしの里・みはらしの丘6.1ヘクタールを追加供用 21年4月18日 砂と海の林・みはらしの里サイクル園路12.1ヘクタールを追加供用 22年10月1日 みはらしの里・多目的広場7.2ヘクタールを追加供用 24年5月20日 樹林エリア園路(散策園路含む)・みはらしエリアサイクル園路31.5ヘクタールを追加供用 27年3月26日 沢田湧水地環境学習エリア・多目的広場7.6ヘクタールを追加供用 29年10月14日 海浜口駐車場周辺1.2ヘクタールを追加供用 31年3月29日 砂丘エリア14.5ヘクタールを追加供用