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平成13年 10月10日前線豪雨による出水状況について
(H13年10月10日〜11日)
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概 要 |
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低気圧の関東地方通過に伴い、そこから延びる前線の影響で、関東地域全体に100mmを越える大雨をもたらしました。特に茨城県南東部の霞ヶ浦周辺では、潮来雨量観測所(茨城県潮来市)で累加雨量274mm、利根川水系鬼怒川の上流域、高原雨量観測所(栃木県藤原町)で累加雨量292mmと200mmを越える降雨を記録しました。この雨により関東地方整備局管轄内の河川において利根川水系渡良瀬川をはじめとした2水系7河川で警戒水位を超える出水となりました。
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利根川では、10日未明からの降雨により、千葉県佐原市内を流れる”小野川(千葉県佐原市)”が増水したため水防活動を実施、小野川排水機場及び排水ポンプ車5台による排水作業を実施しました。それにより約37haの浸水を防ぐと共に、流域の約1,200棟の浸水被害を免れたものと試算されます。
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