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平成13年 台風15号の出水状況について
(H13年9月8日〜12日) 
 
概   要
  •  9月5日に、南鳥島の南の海上で発生した台風15号は、10日の朝には紀伊半島の南東400kmの海上に達した。その後台風は北上し、同日の昼頃には北東に向きを変え、静岡県の南海上を通過、伊豆半島の先端をかすめ、11日9時半過ぎに神奈川県鎌倉市付近に上陸、同日昼前に東京23区東部を通過、午後3時に茨城県水戸市付近を通過した後海上へ向かいました。
  •  この台風による影響により、関東地方では7日夜より山間地を中心に300mmを越える降雨をもたらし、ところにより600mmをこえる豪雨をもたらしました。関東地方整備局管内の河川では、利根川水系鏑川(かぶらがわ:群馬県)と多摩川(神奈川県)の2河川で危険水位を超えるなど7水系21河川で警戒水位を超える出水となりました。
  • 利根川支川鏑川(かぶらがわ:群馬県)の山名水位観測所(群馬県高崎市)や多摩川(東京都・神奈川県)の田園調布上流水位観測所(東京都大田区)では、危険水位を超える水位を観測し、、田園調布上流観測所の下流に位置する川崎市幸区戸手地区(とで)では一部浸水被害が発生し、戸手地区では避難勧告が発令されました。
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