世界とつながる空と海を、もっと多く、もっと強く。
島国である日本にとって、海と空は世界とつながる玄関口。関東地方の港湾・空港は、日本の貿易総額及び、外国との貿易コンテナ取扱個数の約4割を占めており、首都圏の経済活動を支えています。日本の国際競争力を高めるためには港湾と空港の機能を強化することが、とても重要な施策。港湾は経済のグローバル化が進展し、世界的な海上輸送量がアジア~欧米間を中心に急拡大。コンテナ輸送船の大型化や、経済成長著しい東アジアにおけるコンテナ港湾間競争に対応するため、港湾のコンテナターミナル整備が急務となっています。また羽田空港では、国際線ターミナルの拡充、増枠に必要なエプロンの整備、輸送能力増強に必要な滑走路の延伸により、発着枠を増加。拠点空港としての機能向上を目指しています。港湾空港事業では、産業の競争力強化と、快適で便利な豊かな暮らしの実現に向けて整備を進めています。
いろいろなことにチャレンジしたい方にピッタリの職場
東京空港整備事務所では地盤改良や舗装工事のほか、シールドトンネル工事など多様な土木工事を実施しています。また、羽田空港は滑走路や誘導路等、特別な区域での工事も多く、飛行機の運航に影響しないよう日々の工程管理や安全管理が特に重要です。工事監督を経験した際は、夜間閉鎖中の滑走路の現場で施工状況や安全管理の確認を行いました。学校で学んだことを生かしながら、羽田という特殊な環境で新しい知識も学べるのがこの仕事の面白い所です。
その他にも計画・設計・積算等、インフラ整備事業全体に携わることができるのが整備局の特徴です。技術系女性職員も増えており性別関係なく働ける職場だと感じています。
この仕事を選んで良かったと心の底から実感
我が国の港湾は貿易量の99.6%を取り扱う国民生活を支える極めて重要なインフラです。港湾空港部では、港湾整備等のハード面の施策に加え、利用者の利便性・生産性向上を図るソフト面の施策にも取り組んでいます。施策の実現には多くの関係者の理解と協働が不可欠ですが、立場や考えの違いにより容易に理解が得られないことがあります。このような場合は、関係者がWIN-WINになることを常に心がけ、明確なビジョンと具体的な取組方針を示し、根気強く調整を続けます。その結果、関係者の理解が得られ、施策実現への道筋が見えたときに他では経験できない達成感が得られます。その度にこの仕事を選んで良かったと心の底から実感しています。