■ 川と親しむ環境を〜下江川　水辺の楽校〜 　ひたちなか市には、那珂川に流れ出る下江川の一部に「水辺の楽校」という場所があります。この水辺の楽校は、子供達が川で遊びながら自然観察や水環境について広く学んでもらえるよう平成14年に完成しました。 　この水辺の楽校に隣接するひたちなか市立枝川小学校では、総合学習の時間を利用し、下江川に棲む水生生物の観察や、川はどのようにして汚れてしまうのかなどの学習を熱心に取り組んでいます。網やバケツ、虫眼鏡などを持った児童は、ザリガニやメダカなどを捕まえては「先生捕まえたよ！」などと大きな声をあげ、泥だらけになりながら夢中で魚達を追いかけています。 　また、平成14年度には、枝川小学校の5年生が水辺の楽校で学んだことをまとめ、市の環境シンポジウムで発表したり、京都で開催された第3回世界水フォーラムでのポスターセッションに参加するなど、川から学んだことを積極的に発表してきました。この学習は後輩達に受け継がれ、川が身近で重要な存在だということを学び、川と親しむ喜びを感じてくれるでしょう。 　子供達が遊びながら自然の大切さを学べる水辺の楽校、このような場所が身近に感じられ、沢山の子供達に川と親しんでもらいたいと思います。 文　ひたちなか市環境保全課

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