洪水による被害から地域を守るため、堤防の整備・河道の掘削などの河川改修を行っています。
里川が久慈川に合流する堅磐地区は、流下断面が大きく不足しており、洪水時の危険性が高いため、河道掘削により流下断面を確保します。
河道掘削にあたっては、河道内の樹林帯に関東最大のサギコロニー(営巣地)が形成されていること、周辺はアユの産卵床になっていることに配慮し、これらの貴重な環境を保全しつつ、高水敷の掘削を実施します。
堅磐河道掘削の実施にあたっては、関東最大級のサギコロニーなどの環境に配慮し、様々な関係者の意見を聴きながら事業を進めています。
〜堅磐河道掘削における周辺環境への配慮について〜[PDF/475KB]
平成61年、平成10年、平成14年と度重なる出水被害を受けている那珂川で、特に親水被害の大きかった茨城県ひたちなか市勝倉・金上・三反田地区の無堤防において堤防整備を進めます。
水戸市内の那珂川に係るJR水郡線橋梁及び水府橋はともに老朽化が著しく、河川敷に盛土部が張り出していて洪水時にネック箇所となっています。 昭和61年の洪水被害の後、両橋梁の上下流の堤防の改修を進めてきましたが、治水効果をさらに発揮し、洪水が安全に流下できるように、橋梁の掛け替えを平成15年より実施しています。