二瀬だより
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秩父湖の水辺から…
2010年バックナンバー
冬の自然の造形美~氷の壁~(2010年1月8日)
「今日もさみいなぁ」、最近あちこちで聞かれる声。
1月に入り寒さがますます厳しくなってきました。
しかし、この冬の厳しい寒さがあるからこそ現れる、幻想的な世界が二瀬ダムにはあります。写真にある「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」いかがですか。
実際に見ると、その迫力・美しさに圧倒されます。
6日現在で「8分」まで育っているそうで、さらに、1月22日から2月14日の夜間にはライトアップもされるそうです。
(2010年1月8日)冬の衣替え!!(2010年2月3日)
1日の夜から関東平野にも降り続いた雪により二瀬ダム周辺も一面、白銀の世界となりました。
朝日に照らされたパラパラと舞う粉雪が、ダイヤモンドダストのようにきらびやかで、とても景色が綺麗です。
二瀬ダムのある秩父市大滝の積雪は12cmほどで今年一番の大雪です。朝は、職員が周辺の雪かきをしたり、路面凍結防止のために塩化カルシウムをまいたりしました。道路が凍り、滑りやすくなるので気をつけなければなりません。
暦の上ではもうすぐ春ですが、まだまだ厳しい寒さも続き、身の引き締まる思いが続きます。
(2010年2月3日)「クレストゲートから試験放流実施」(2010年3月24日)
二瀬ダムは3月24日(水)、ダム上部にある非常用放流ゲート(クレストゲート)等からの点検放流を行いました。
当ゲートは過去に、ダムが完成した昭和36年の機能確認と、平成7年のゲート試験で放流した2回しか実績が無く、今回が3回目となりました。
今回の放流は、完成後ほぼ半世紀が経過しその間風雪に耐えて来た放流設備の詳細な計測と、正常に作動するかを確認するために行いました。
当日は生憎の雨でしたが、地元住民やダムマニアなど約30~40名の方が見学に集まり、ゲートからスキージャンプ台を一気に水が流れ落ちると彼方此方から歓声が揚がっていました
(2010年3月24日)流木炭で手作りオブジェはいかが?(2010年4月27日)
二瀬ダムには多くの流木が流れ着きます。それらは直接お配りするほかに、工事等で発生する支障木とともに炭にしています。
いままではイベントなどで配布するのみでしたが、今春からいつでも「荒川ふれあいログハウス」にてその炭を手に入れていただけるようになりました!
炭とセットになっているゴザと紐を組み合わせれば、お部屋のインテリアに最適なオブジェのできあがりです!
写真はほんの一例で、炭の組み合わせには他にもさまざまな種類がございます。
GWに二瀬ダムにいらした際は、おみやげにいかがでしょう?
(2010年4月27日)H22洪水対応演習の実施(2010年5月24日)
5月19日(水)、国土交通省所管のダムで洪水対応演習が行われました。ダム放流時の危害防止の措置及びダムの洪水調節操作を的確に行うことを目的とした演習です。
二瀬ダムでも職員それぞれが配置につき、FAXによる放流警報の伝達、サイレンによる実際の放流警報や、荒川周辺の巡視などを行いました。
職員全員が、本番を想定し各自真剣に取り組みました。
こうした日々の訓練の積み重ねが、現実に災害が起こったときの落ち着いた行動につながります。皆様もいつ起こるかわからない災害にそなえ、市町村で行われる訓練等に参加されてみてはいかがでしょうか。
(2010年5月24日)「受講者募集 荒川源流 間伐・ログスクール(夏期校)を開講」(2010年6月10日)
【受講者募集】 奥秩父の自然と森林の大切さを再認識しよう
『荒川源流 間伐・ログスクール(夏期校)』を開講!
~7月29日(木)、7月30日(金)、7月31日(土)の計3日間~
荒川源流(奥秩父)の自然の素晴らしさと森林の大切さを再認識してもらうために、間伐作業の実体験および間伐材を利用したログベンチやログチェアーなどの制作を行う「荒川源流 間伐・ログスクール(夏期校)」が秩父市大滝にて、開講されます。
主催は、NPO法人・森(協力:荒川源流ログハウス技士会)で、受講者の募集をしています。受講の申込み期間は、7月16日(金)までで、募集人員は15名程度となっています。
スクールでの作業は、主にチェーンソーを使いますがきちんと安全講習を行い、経験豊かなスタッフが親切に指導しますので、初心者の方でも安心して受講できるそうです。
※申込は終了いたしました。
(2010年6月10日)事業を支える技術と人~平成21年度 優良工事等表彰式~(2010年7月21日)
二瀬ダム管理所では平成22年7月21日(水)、平成21年度完成工事・完了業務で成績が優秀な受注者や技術者をたたえる管理所長表彰を行いました。
これは、工事の施行並びに業務の履行が優秀であって、他の模範となるものを表彰することにより、技術の向上及び技術者の誇りと支出の向上を図り、円滑な事業の推進に資する事を目的としています。
○受賞者
【優良工事・優秀工事技術者】
工事名:H21貯水池維持管理工事
施工者:(株)サンセイ 技術者:広瀬 勇一
【優良業務・優秀技術者】
業務名:H21荒川源流ダム水源地域ビジョン検討業務
履行者:(株)建設技術研究所東京本社 技術者:山本 大樹
(敬省略)
(2010年7月21日)秩父4ダム連携第二弾! 「ちちぶ4ダムロマン」(2010年8月19日)
荒川上流域(秩父市内)には、二瀬ダム、滝沢ダム、浦山ダム、合角ダムと4つのダムがあります。
ダムのことを知ってもらいたい、荒川水源地域の活性化につなげたいという目的から始まったのが秩父4ダム連携です。
今回、秩父4ダム連携第二弾として、リーフレットを作成しました。
4ダムの概要や周遊マップを掲載しています。
各ダム管理所で配布をしています。
(2010年8月19日)平成22年度総合地震防災訓練(2010年9月3日)
本日9月3日(金)、関東地方整備局において首都直下地震の発生を想定した地震防災訓練が行われました。
二瀬ダム管理所の職員もそれぞれ班に分かれ、情報伝達、各施設の点検、落石に対する復旧計画作成などの訓練を行いました。
写真はダム本体の中に入り、ひび割れや漏水などの異常がないか点検を行っている様子です。
こうした訓練を普段から行っているかどうかで、いざというときの精神的余裕はまったく違うものです。
みなさんも「備えあれば憂いなし」の気持ちで、避難訓練などを行ってみてはいかがでしょうか。
(2010年9月3日)二瀬ダム ライトアップ!(2010年10月20日)
10月23日(土)~11月7日まで開催される奥秩父大滝紅葉まつりにあわせて、夜間、二瀬ダムがライトアップされます!
照明で照らされたダムは、昼間の姿とは趣を変え、厳かな雰囲気があり、コンクリートが闇に照らし出される姿は幻想的ですらあります。
ダムのライトアップは、10月22日(金)から11月3日(水)まで、毎日17:00~21:30の間行われます。
ぜひ二瀬ダムにお越しいただき、直接ご覧になって下さい。
(2010年10月20日)紅葉が見頃をむかえます!(2010年11月11日)
秋も終盤にさしかかり、ようやく秩父の木々も色づき始めました。
休日にはカメラを持って紅葉を見に行きたい!と思っている方に
おすすめしたい紅葉スポットが、大滝大輪地区の登竜橋です。
大輪バス停付近の三峰神社の鳥居をくぐり、
表参道を少し行くと、朱い橋が見えてきます。
これが登竜橋で、渓谷の眺めと美しい紅葉が同時に楽しめます。
この橋は、11月20日(土)までの毎夜
午後5時から午後9時まで、ライトアップが行われ、
昼とはまた違った景色を見ることができます。
紅葉が見頃になるのは今週末頃だそうです。
ぜひ、お越しください!
(2010年11月11日)