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水質に関する用語集
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アルカリ度
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カルシウム
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[水質用語]
表流水

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あるかりど

アルカリ度(JIS規格では酸消費量という)とは、水中に含まれる炭酸水素塩、炭酸塩又は水酸化物等のアルカリ分の量をこれに対応する炭酸カルシウム(CaCO3)の濃度で表したもので、試料水が酸を中和する能力の指標となります。
アルカリ度は2種に区別され、pH8.3まで中和した場合の酸消費量をフェノールフタレインアルカリ度(Pアルカリ度)、pH4.8までの酸消費量を総アルカリ度(Tアルカリ度又はMアルカリ度)と呼んでいます。
自然水のアルカリ度は炭酸塩又は炭酸水素塩が主体をなすことが多く、雨水中に溶けているCO2や土壌中の生物の呼吸作用、地下水が石灰岩のような堆積岩(炭酸塩)を通過するとき、炭酸水素塩としてCa、Mg等を溶出してくることに起因しています。
地下水はアルカリ度が高く30〜80mg/Lで、表流水は通常20〜40mg/L、河川水は一般に上流は低く、下流に行くほど少しずつ増加するといわれています。

 
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