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地下連続壁

 

大深度に耐える止水や強度を実現

 
 外郭放水路の工事では、掘削深さが68.8~76.5メートルに及ぶ4基の大深度立坑を築造するため、各立坑の条件に合わせて、深さ122~140メートル、内径29.1~36.6メートル、壁厚1.7~2.1メートルの大規模な地下連続壁を築造した。深さ140メートルの地下連続壁は国内で最も深いもの。地中深くまで施工するのは、盤ぶくれなどを防ぎながら立坑を安全、確実に構築するためだ。
 地下連続壁は、水平多軸掘削機などを使って掘削してから鉄筋かごを建て込み、水中コンクリートを打設して壁体を構築する。掘削に際しては、泥水で掘削壁面の崩壊を防いだ。鉄筋かごは大きな土圧や水圧が作用する連続壁の強度を確保するために入れるもの。鉄筋かごを挿入する深さは、連続壁の深さに対して約7~8割、立坑の掘削深さに対して1.7~1.8倍ほどとしている。
 大深度の地下連続壁の工事では、確実な止水性と所定の強度が求められる。そのため、円周方向の継ぎ目がないことや深さ方向の強度にバラツキがないこと、壁の厚さが一様であることなどに注意して施工した。垂直方向の掘削精度を保つことも重要で、例えば第3立坑では「高精度掘削精度管理システム」を導入して、深さ140メートルでの変位誤差を±5センチメートル以内に収めた。
 
 
 
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