ホーム > 施設紹介 > 先端技術 > 排水機場 > 渦巻きポンプとガスタービン
文字のサイズ :
 

渦巻きポンプとガスタービン

 

最新技術を駆使した排水設備

 
 2002年6月から稼動している外郭放水路の排水機場は、国内の機場では最大規模。その中心となる設備は、「立軸渦巻き斜流ポンプ」と「2軸式ガスタービン」だ。どちらも最新技術を導入して信頼性を高めるとともに、コンパクト化を実現して排水機場の省スペースにつなげた。
 渦巻きポンプは、直径3.8メートルの羽根車を回転させて水の流れをつくるもので、1台で毎秒50立方メートルの排水能力がある。2002年から2台で稼動、2006年には4台となって毎秒200立方メートルの排水が可能となった。全揚程は14メートルに及ぶ。国内の排水量が同規模のポンプと比べると2倍以上の揚程だ。
 新技術を導入したポンプは、従来のポンプと比べて流れ込む水の流速が約2倍に、吸い込み性能が約1.2倍にそれぞれ向上した。その結果、従来と比べてポンプ室の面積を76パーセント低減するとともに、機場の底版を約5.5メートル高くすることができ、掘削深さの低減につながった。
 ガスタービンは渦巻きポンプの羽根車を回転させる原動力で、航空機に使う定格出力1万4000馬力の2軸式ガスタービンを導入した。燃料の特A重油を燃やして発生する強い風で風車が回り、その力で渦巻きポンプが回って排水する仕組みだ。ディーゼルエンジンと比べて機場内の無水化や省スペースが可能となり、約100トンの軽量化も実現した。ガスタービンは機場建屋に与える振動が少ない。
50メートルポンプの構造
50メートルポンプの構造
 
 
 
Copyright (C) EDOGAWA RIVER OFFICE, All rights reserved.