河川防災情報
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浸水想定区域図・ハザードマップなど
決壊防止
木流し工(きながしこう)
流水をゆるやかにし、川表が崩れるのを防ぐ。
主な使用資材 : 雑木、杭、土のう、二子縄、三子縄、鉄線
主な使用工具 : 掛矢、ペンチ、のこぎり、おの、命綱
枝葉の繁茂した樹木または竹を根元から切り、枝に重り土のう(または石俵)を付けます。鉄線で根元を縛り、もう一端を留め杭に結束したものを上流から流しかけて崩壊面に固定させます。 流木をゆるやかにする、川表の淀欠けを防ぐ(緩流部)、川表が崩れるのを防ぐなどの効果があります。築きまわし工(つきまわしこう)
堤防断面に厚みをつけて破堤を防ぐ。
主な使用資材 : 布木、左・右布木、木杭、竹、土のう、鉄線
主な使用工具 : 掛矢、金づち、ペンチ
堤防の川表側の洗掘または崩壊によって堤防断面に不足をきたした場合に、裏のり面で補強する工法です。約0.9m間隔に杭を打ち込み、竹棚(または粗朶)を編み付け、内部に土のうをつめます。堤防の裏のり面に堤防断面の厚みをつけ、破堤するのを防ぎます。表のり崩潰箇所にはシート等で拡大防止工を施すと効果的です。