国土交通省 関東地方整備局 江戸川河川事務所
江戸川河川事務所ホーム > 事務所の取り組み > 災害への備え > 防災施設の整備

事務所の取り組み

  • 災害への備え

    防災施設の整備

    広域防災対策 いざというときのために

    江戸川流域では、人口・資産等の集積が進んでいるために、ひとたび洪水等により破堤した場合には、甚大な被害が想定されます。また、江戸川流域のほとんどは「南関東地域直下の地震により著しい被害を生じるおそれのある地域」に指定されており、大規模な地震による河川管理施設や流域市街地の被災が想定されます。このため、震災発生時に防災施設や被災地域等との確実な連絡を図るための緊急的な輸送路として、河川環境に配慮しつつ緊急用河川敷道路の整備を行います。
    また、洪水、高潮時には氾濫被害を最小限に抑える活動拠点となり、震災時には被害の円滑な復旧・復興活動の拠点となる地域防災活動拠点(河川防災ステーション及び水防拠点)を整備します。なお、地域防災活動拠点の整備にあたっては、関係自治体と連携を図るとともに、東西方向の主要道路と緊急用河川敷道路の結節点等を踏まえ、高規格堤防の整備等に併せた効率的な整備を実施します。
    さらに、大地震などの災害発生時に堤防・護岸等の河川管理施設などの復旧活動に必要な資機材や都市の大規模復旧活動に必要な資機材及び食料・医療品などの救援物資を海上から旧江戸川、江戸川を通じ、搬入・荷揚げを可能とする緊急用船着場の整備や、航空輸送を行うための河川敷へリポートの整備を推進します。

    緊急用船着場を利用した緊急時の輸送体制 緊急用船着場を利用した緊急時の輸送体制
国土交通省 関東地方整備局 江戸川河川事務所
〒278-0005 千葉県野田市宮崎134 電話:04(7125)7311