都市の骨格となる幹線道路の整備
1)都市内の放射・環状道路の整備
都心部から空港・港湾、あるいは広域交通を担う高速系の高規格道路へのアクセスを一層強化するための放射道路や都心部の通過交通に対するバイパス機能、都心部への交通の分散導入機能、周辺地域相互の交通円滑化機能などがある環状道路の整備を推進します。
2)地域高規格道路の整備
全国的な高規格道路と一体となって地域構造を強化する地域高規格道路の整備を推進します。
踏切対策
1)連続立体交差事業
都市に数多く存在する踏切は、渋滞や事故の原因となるばかりか、鉄道が市街地を分断することによって、線路両側の一体的な市街地形成を阻害しています。このような状況を解消するため、複数の踏切を一挙に除却し都市ない交通の円滑化を図るとともに、分断された市街地の一体化による都市の活性化を図る事業として、連続立体交差事業を推進します。
2)踏切除却・改良事業
道路を単独で立体化、あるいは鉄道を比較的短い区間で立体化する事業や歩行者の安全対策としての踏切部の歩道拡幅などの踏切対策について整備を推進します。
交通結節点の整備
駅前広場をはじめとする交通結節点は、鉄道と徒歩、自転車、自家用車及びバスの乗り換えなど、複数の交通手段をつなぐ重要な都市施設である。このため、駅前広場、ペデストリアンデッキ、自由通路や公共交通機関の利用促進に資する施設等の整備及びバリアフリー化を実施し、都市の拠点となる交通結節点周辺において、都市施設や土地利用の再編による都市再生等を促進しています。
公共交通の支援
少子高齢社会を迎え交通弱者のモビリティの確保を図ることや、地球環境問題への対応など、都市内の道路整備を進めていく上でも、様々な課題に対応していくことが求められており、自動車交通を代替し道路混雑緩和に大きな効果を有する公共交通機関として、都市モノレール・新交通システム・LRT・バスの利用促進などの整備を支援しています