1)圏央道の概要 |
一般国道468号首都圏中央連絡自動車道(以下「圏央道」と言う)は、東京都心からおおよそ半径40km〜60kmに位置し、横浜、厚木、八王子、川越、つくば、成田、木更津など主 要な都市を結ぶ環状道路で、総延長約300kmの高規格幹線道路です。
このうち、平成8年3月に青梅IC〜鶴ヶ島JCT(関越道)間19.8km、平成14年3月に青梅IC〜日の出IC間8.7km、平成15年3月につくばJCT(常磐道)〜つくば牛久IC間1.5km、平成17年3月にあきる野IC〜日の出IC間2.0kmが開通しております。その他の区間についても早期開通をめざして鋭意事業が進められており、千葉県区間においては、平成18年度内に、木更津東IC〜木更津JCT間の供用を予定しております。 |
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2)圏央道が担う機能 |
圏央道は、東京から放射状に延びる東名、中央、関越、東北、常磐、東関道の高速道路や東京湾アクアライン、東京外かく環状道路などと連携することによって、首都圏に流入する交通を分散し、流れを円滑にして首都圏の慢性的な交通渋滞を緩和するとともに、首都圏の様々な機能の再編成や産業活力の向上などを図る上で重要な役割を果たすものです。
千葉県内の圏央道は、茨城・千葉県境から東関道館山線間の延長約95kmで、東京湾アクアライン、東関道館山線、同水戸線などと一体となり、県土の新しい交通軸を形成します。また、新しい世紀の幸せづくり・地域づくりとして、かずさアカデミアパーク構想や成田国際空港都市構想をはじめとする県内のビックプロジェクトの効果を広めるなど、地域づくりを支援するとともに快適な観光・レジャーにも貢献します。 |
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3)千葉県内の事業経緯 |
○ |
香取郡神崎町(茨城・千葉県境)〜香取郡大栄町(東関道水戸線)L=10.7km |
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平成3年11月25日 |
事業アセスメント終了
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平成4年度 |
事業化
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平成16年度 |
用地着手・工事着手
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平成18年度 |
調査設計及び用地買収・工事を促進 |
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○ |
香取郡大栄町(東関道水戸線)〜山武郡松尾町(千葉東金道路二期)L=18.5km |
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都市計画及び環境影響評価に向けて調査を促進
平成13年度 |
着工準備区間
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平成18年度 |
都市計画及び環境影響評価手続中
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○ |
山武郡松尾町〜東金市〔千葉東金道路二期区間〕L=15.7km |
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山武郡松尾町〜東金市間については、現在、千葉東金道路二期が供用しており、当面、これを圏央道機能を担うものとして活用する。 |
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○ |
東金市(千葉東金道路)〜茂原市(国道409号)L=21.6km |
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平成12年3月31日 |
都市計画決定
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平成12年7月3日 |
有料道路事業許可
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平成13年度 |
事業化
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平成16年度 |
用地着手・工事着手
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平成18年度 |
調査設計及び用地買収・工事を促進 |
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○ |
茂原市(国道409号)〜木更津市(東関道館山線)L=28.5km |
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平成4年度 |
事業化
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平成7年3月10日 |
都市計画決定
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平成10年度 |
用地着手
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平成12年7月3日 |
有料道路事業許可
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平成12年度 |
工事着手
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平成18年度 |
調査設計及び用地買収・工事を促進
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〃 |
木更津東IC〜木更津JCT間の供用予定 |
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