国土交通省 関東地方整備局 道路みえる化計画ロゴ

柏から動き出す『道路見える化計画』

〜渋滞緩和、事故削減に向け、『柏地区道路見える化計画』がスタート〜

記者発表資料

●千葉県における課題
千葉県の交通渋滞による損失時間は全国ワースト7位、全国平均の約2倍となっています。
また、交通事故についても、交通事故死者数は全国ワースト3位
(平成17年)であり深刻な状況です。
●課題解消に向けて
道路の現状などを示す様々なデータから課題を「見える化」し、最適な方法で重点的に解決し、効率的な道路行政を進めてまいります。(『道路見える化計画』)
この取り組みとして、学識経験者や様々な分野の方々からご意見を伺いながら、渋滞に関する要対策箇所を21箇所、交通事故に関する要対策箇所を30箇所選定しています。
●柏地区を先行的に実施
まずは先行的に、国道16号及び6号の柏地区において、交差点改良、バスベイ設置、歩道のバリアフリー化の実施を計画しています。
その取り組みの第一歩として、関係者合同の現地調査を下記日程で行います。(参加予定者:柏市長、柏警察署長、千葉国道事務所長)

『柏地区道路見える化計画』現地調査

◆日時 平成18年10月5日(木) 10時〜
◆場所 国道16号 柏市   ?柏市立第五小学校前バス停付近
                   ?呼塚交差点付近

現地調査終了後、柏市役所において意見交換会を実施します。
※取材をご希望の方は、事前に下記のお問い合わせ先にご連絡ください。


国土交通省 関東地方整備局 千葉国道事務所
平成18年10月3日(火)


記者発表クラブ
竹芝記者クラブ 横浜海事記者クラブ 神奈川県建設記者クラブ
千葉県政記者クラブ 柏記者クラブ

問い合わせ先
国土交通省 関東地方整備局 千葉国道事務所
計画課長  武藤 聡 むとうさとし 電話043-287-0314
柏維持修繕出張所長  下坪 賢一 しもつぼけんいち 電話04-7143-4230



道路みえる化計画ロゴ


■『道路見える化計画』とは

■『道路見える化計画』とは
■千葉県における取り組み
◆事故危険箇所見える化プラン
 
交通事故危険箇所を重点的に対策
◆移動性阻害箇所見える化プラン
渋滞している・走りにくい箇所を重点的に対策
◆事故危険箇所見える化プラン ◆移動性阻害箇所見える化プラン
拡大図 拡大図






移動性見える化プラン  【渋滞】:都市部に渋滞が集中
移動性見える化プラン  【渋滞】:都市部に渋滞が集中
拡大図 拡大図


移動性阻害要対策箇所一覧

No. 選定箇所名
路線名
または
エリア名
1
柏IC〜大島田
国道16号
2
下市場〜穴川IC
国道16号
3
二俣〜若松
国道357号
4
千葉西警入口〜登戸4丁目
国道357号
5
登戸4丁目〜寒川大橋
国道357号
6
稲荷町3〜村田町
国道357号
7
市川市区間
国道357号
8
桜木町(旧道部)
国道51号
9
若松町〜坂戸
国道51号
10
並木〜寺台
国道51号
11
旭町〜北柏入口
国道6号
12
松戸隧道交差点
国道6号
13
加曽利交差点
国道126号
14
宮田交差点
国道126号
15
君津市常代〜館山市北条
国道127号
16
市川松戸線(市川〜松戸区間)
東葛・葛南地域
17
松戸原木線(市川〜松戸区間)
東葛・葛南地域
18
高塚新田市川線(市川市区間)
東葛・葛南地域
19
市川柏線(市川〜松戸区間)
東葛・葛南地域
20
実入トンネル付近
国道128号
21
九十九里地域(松尾〜旭区間) 国道126号

【選定指標】
・渋滞損失時間
・旅行速度
・極端にサービス水準が低下
・狭小幅員、線形不良
・自然災害に対する脆弱製
などの指標を基にパブリックコメントの結果を参考にしながら要対策箇所を抽出





交通安全見える化プラン 
千葉県の死傷事故発生状況
【事故】:都市部に渋滞が集中 
交通安全見える化プラン  【事故】:都市部に渋滞が集中
拡大図 拡大図


対策箇所一覧表

No. 路線番号
交差点名
No. 路線番号
交差点名
1
国道6号
陣ヶ前
16
(主)市川浦安線(6号) 相之川
2
国道6号
名都借
17
(主)船橋松戸線(9号) 船橋駅北口十字路前
3
国道6号
柏駅西口
18
(主)市原茂原線(13号) 姉崎
4
国道14号
(仮称)幕張町4丁目
19
(主)成田松尾線(62号) (仮称)三里塚御料
5
国道16号
(仮称)君津坂田
20
(一)成東鳴浜線(121号) 白幡
6
国道16号
大堀
21
(一)正気茂原線(138号) (仮称)六ッ野
7
国道51号
(仮称)飯仲
22
(一)夷隅瑞沢線(151号) (仮称)作田
8
国道51号
上岩橋
23
(一)君津青堀線(158号) (仮称)久保4丁目
9
国道127号
(仮称)館山湊
24
(一)君津大貫線(159号) (仮称)絹
10
国道357号
香澄
25
(一)西浦安停車場線(276号) 入船
11
国道357号
塩浜
26
(一)白井流山線(280号) 小金交番
12
国道126号
豊海県道入口
27
(一)岩富山田台線(289号) 沖十字路
13
国道128号
横渚261〜1088 
28
国道14号 新町
14
国道410号
下町
29
国道126号 (仮称)祐光1丁目
15
(主)松戸野田線(5号) (仮称)流山IC入口 30
(主)穴川天戸線(72号) 園生十字路

【選定指標】
死傷事故率、死傷事故件数、高齢者事故
件数などを基に
・短期的に即効性がある箇所
・県警公表の事故多発交差点ワースト50
・事故危険箇所(国、県、市H15年7月指定)
・「地元の声」アンケート
・パブリックコメントなどの観点で抽出




柏地区道路見える化計画

■千葉県の交通渋滞による損失時間は全国ワースト7位、全国平均の約2倍
■都市部での渋滞が激しく、渋滞の約7割が湾岸・東葛飾地域に集中
■柏地区では、国道16号と国道6号の交差点である呼塚交差点を中心に慢性的な渋滞発生

国道16号柏地区(柏IC〜大島田)は、「千葉県移動性向上プロジェクト委員会」において『移動性阻害要対策箇所』に選定されています。

移動性阻害要対策箇所は、渋滞の激しさ、定時性の確保の困難さ、道路構造、自然災害に対する脆弱性、地元からの要望などの視点から暫定箇所を選定し、さらに、県民の意識、他の事業との連携、安全性対策との連携、影響度の大きさ、地域特性などの視点から21箇所を確定したものです。これらの箇所について改善へ向けた検討を進めています

■国道16号柏地区の渋滞状況




[1] 国道16号短期渋滞対策(その1)
  − 若柴交差点〜大島田交差点・バスベイ−

国道16号における短期的な渋滞対策として、バス停でのバス停車により交通が阻害される状況を軽減するため、バスベイの設置を検討。
設置にあたっては、バスの運行回数が多く、かつ現況の道路敷地内でバスベイの設置が可能な箇所を優先的に実施予定。

■バスベイ整備予定箇所

■現在の状況と整備イメージ





[2] 国道16号短期渋滞対策(その2) 
  − 呼塚交差点・左折レーン −

国道16号における短期的な渋滞対策として、主要路線である国道6号との交差点である『呼塚交差点』において、左折車による直進車への影響を軽減するため、左折専用車線の設置を検討。

■左折レーンの設置イメージ

■現在の状況





[3] 国道6号歩道のバリアフリー化
  − 旭町交番前交差点〜あけぼの2丁目交差点−

高齢者や身体障害者などを含め、誰もが安全で快適に利用できる歩行空間づくりを目指し、国道6号の旭町交番前交差点〜あけぼの2丁目交差点※において、歩道幅の拡幅、平坦化などのバリアフリー化整備を実施。
※本区間のうち、旭町1丁目地先から末広町地先は、「柏市交通バリアフリー基本構想」における“特定経路”に、本区間を含む東武野田線柏陸橋〜呼塚交差点は“重点整備地区”に指定。また、本区間を含む旭町5丁目交差点〜あけぼの2丁目交差点は、「あんしん歩行エリア地区」に指定。

I■整備内容
(1)歩道を広げます。
(2)雨天時にも水はけが良く、凸凹の少ない舗装にします。
(3)植樹帯を広げます。
(4)視覚障害者誘導用ブロックを設置します。
(5)横断歩道箇所など歩道と車道の接する部分や、車いす使用者やベビーカー利用者をはじめとする歩行者が、スムースに通行できるよう、段差や勾配の少ない構造へ改修します。

■バリアフリー化整備イメージ





現地調査場所:(1)柏市立第五小学校前バス停(10:00〜)

現地調査場所:(1)柏市立第五小学校前バス停(10:00〜)




現地調査場所:(2)呼塚交差点(10:30〜)

現地調査場所:(2)呼塚交差点(10:30〜)