国土交通省 関東地方整備局 荒川上流河川事務所
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荒川の概要

母なる川「荒川」、その名前のとおり、荒川は過去幾度となく荒れ、地域に水害による被害を与えてきました。一方、荒川の水は、広く農業用水や発電用水、水道用水として利用され、地域の人々に多くの恩恵を与えるとともに地域の発展を支えてきました。
この荒川は、江戸時代初期の付替工事(利根川の東遷、荒川の西遷)と明治から昭和初期の荒川放水路の建設という2つの大きな付替事業により今の形がほぼ作られました。
流域内に埼玉県と東京都をもち、流域内人口は約930万人、武蔵水路経由で利根川上流ダム群から来る水も含めた荒川の水利用人口は流域外を含めて約1500万人と、治水上も利水上も重要な河川です。
平均川幅1500m、日本一川幅の広い箇所(2500m)、他の河川には見られない26本の横堤群、河川敷に残る豊かな自然など多くの特徴をもつ荒川。
荒川上流河川事務所では、荒川の中・上流部と主な支川を管理し、地域の人々により生活の安定や向上が図れるよう様々な取組みを実施しています。
この事業概要は当事務所の取組みを説明するため作成致しました。荒川の歴史や治水・利水・環境に関する課題などご理解頂く一助となれば幸いです。

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