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基礎用語集【れ】
|レッドデータブック (red data book)|
レッドリストに掲載された種について生息状態等を取りまとめ編さんしたもの。
名前の由来は危険を表すレッドであるが、本の表紙も赤くなっている。平成3年に「脊椎動物編」、「無脊椎動物編」が刊行されたが、平成7年からのレッドリストの見直しに伴い、分類ごとに順次編さんしている。新しいレッドデータブックは、平成14年8月現在、「爬虫類・両生類」、「ほ乳類」、「鳥類」、「植物I(維管束植物)」、「植物II(維管束植物以外)」版が刊行されている。
(「レッドリスト」参照)
|レッドリスト (red lists)|
日本の絶滅のおそれのある野生動物の種のリストのことで、生物学的観点から個々の種の絶滅の危険度を評価し選定したもの、規制等の法律上の効果をもつものではないが、絶滅のおそれのある野生動物の保護を進めるための基礎資料として広く活用されている。環境省では平成7年から分類ごとに見直しを行い、平成12年までに動植物全ての分類群についてレッドリストを作成・公表している。分類群は「ほ乳類」、「鳥類」、「爬虫類・両生類」、「汽水・淡水魚類」、「昆虫類」、「陸・淡水産貝類」、「甲殻類等」、「クモ形類・多足類等」、「維管束植物」、「維管束植物以外」がある。
(「レッドデータブック」参照)
|連接ブロック (れんせつブロック)|
コンクリートブロックの一種であるが、ブロック間の接続は鉄筋で行い設置・撤去が容易である。連結ブロックともいう。