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    荒川の中・下流域でよく見られる自然環境のタイプ

    オギ原

    どこで見られる、どう守る

    オギ原 - 写真
    オギ原 - 領域図

    秋になると銀色の穂が美しいオギ原は、荒川水系のほぼ全域に見られます。適度に湿った泥の積もったところにでき、ヨシが育つ場所よりは乾いた河川敷に生育し、岸辺の斜面にも長くつらなって茂っています。荒川の代表的な草地として、普段あまり水につからない河川敷を中心に広く見られ、さまざまな野生の生き物たちの生育場所になっていることから、草地としての面的な広がりやつながりを守っていくことが大切です。

    植物とのかかわり

    高さが2.5mほどのオギでびっしりと埋めつくされ、地面はその落ち葉などで覆われています。ヨシなどが混ざって生える場合もありますが、川が時々氾濫するような場所では、ノカラマツ、エキサイゼリ、サクラソウ、チョウジソウ、ハナムグラ、ノウルシなどの貴重な植物が多く育ちます。

    動物とのかかわり

    ギンイチモンジセセリ、ミヤマチャバネセセリなどの蝶をはじめ、キリギリスの仲間のオナガササキリなどの昆虫が暮らしています。セッカやコヨシキリなどが巣をつくり、秋はツバメのねぐら、冬にはスズメの集団がねぐらにし、ベニマシコが越冬する場所でもあります。オギ原に暮らす昆虫の幼虫は、多くの小鳥たちの冬場のエサになり、オギ原に暮らす小動物を狙ってコミミズクやチョウヒなども訪れます。ホンドカヤネズミは、オギの葉をさいてまるめ、球のような丸い巣をつくります。

    オギ原
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