新河岸川流域川づくり連絡会

第5回 川でつながる発表会

更新:2009年3月10日

第5回「川でつながる発表会」
小学生から大学生まで川・水に関する発表をして交流!

実施日時

平成21年2月8日(日) 13時〜16時

参加人数

約187名

発表校および発表テーマは表のとおりです。
川をはじめとして身近な自然環境など、様々なことをテーマに学生たちが発表を行いました。 学生たちの発表に対して、コメンテータからの質問やコメントがありました。 また、今回の発表会は会場敷地内の散策、映画上映、コーラスなどの多彩なイベントも催されました。

■校内散策・映画上映
校内散策
今回の発表会場である自由学園の敷地内を、自由学園の生徒による案内のもと散策しました。 敷地内を流れる立野川の様子や、歴史的な建造物、生徒が管理運営する養豚の畜舎などを見学しました。 参加者は生徒たちの説明に熱心に耳を傾けていました。
映画
1966年に製作された映画「水清きふるさとを」が上映されました。当時の自由学園の生徒が校内を流れている 立野川はじめ、新河岸川、隅田川などの汚染状況と原因を調査した様子が収録されているもので、 過去の貴重な映像に満足の声が寄せられました。
学校名 発表テーマ
法政大学
水文地理学研究室
都市化による流域環境変化と水環境を活かした地域づくり
自由学園最高学部
東久留米市の川の水質調査 十年間のまとめの報告
埼玉県立福岡高等学校 新河岸川の水質調査
自由学園高等科男子部 川の流れの速さを調べる -立野川と落合川-
東久留米市立大門中学校 川を訪ねて・・万里 そして川は無くなった
明法中学・高等学校 科学部 野火止の水を追って
清瀬市立清瀬第八小学校 柳瀬川の水質調査を体験して
東久留米市立第三小学校 落合川散策 〜南沢湧水から黒目川合流点まで〜


■大学
法政大学
法政大学からは新河岸川流域全域において異なる季節に水質調査を行い、全体的に8月はCODの値が高くなっている など水質の面から見た流域の特徴についての考察がありました。また、小学校校歌の歌詞表現から地域固有の 自然景観や文化的特徴を分析し、住民の河川に対する意識調査結果との関係性について、歌詞表現が多用されている 河川では住民の河川に対する意識が高いことなどが明らかになったという考察がありました。
自由学園最高学部
自由学園最高学部は立野川での水質調査の様子や、東久留米市内の河川における十年間の水質調査をもとにした 分析結果を報告しました。 河川がきれいになっているという結果が下水管接続率の増加と関連しているという考察の他、工場排水が停止した時に、 水量が減少したせいで水質が悪化したことなど、意外な結果の報告もありました。
■高校
福岡高等学校
埼玉県立福岡高等学校は、一昨年、昨年に引き続き行った新河岸川の水質調査について、 調査方法と調査結果を発表しました。 歴史地理を念頭におきながら、身近な川の一斉調査と連動して行ったとのことで、夏と冬の調査結果の比較分析や、 水流によるかくはんや湧水量の影響で調査場所によって結果の差が出ることなどの 分析結果の報告がありました。
自由学園高等科
自由学園高等科男子部は、立野川と落合川において、浮きを使った川の流れの速さ調べ、 またその分析結果を発表しました。 調査範囲を浮きが流れるのにかかった時間は、人が歩く時間の4倍だったそうです。また調査過程で河床勾配の小さい 落合川の方が勾配の大きい立野川より流れが速いのはなぜかという疑問をいだき、模型を作って実験をしたこと、 またその結果、流量や川底の凹凸が影響しているのではないかという考察の報告がありました。
■中学校
大門中学校
東久留米市立大門中学校は、東久留米市に今ある三つの川を調べ、それぞれの環境や特徴などを発表しました。 また地図にはあっても実際には見当たらない中溝川と弁天川が、どうして見当たらないのか調査した過程や結果を 寸劇で発表しました。最後には、「中溝川と弁天川が見当たらなかったのは、都市化によって川が暗渠になって しまったことが原因でしたが、調査を進めることで、それらの川も以前は人々の生活に深く関わっていたことがわかり、 これからは川が無くなったりしないように自然を大切にしたい」というまとめの言葉がありました。
明法中学・高等学校
明法中学・高等学校科学部は、科学部の活動の紹介と、毎週一度行っている野火止用水・空堀川の水質調査の 結果を発表しました。また野火止用水の水が流れ込む新河岸川の合流点から西高島平駅までを歩いて、 その周辺と川の様子も発表されました。ゴミを拾いながらの川歩きでゴミが袋いっぱいになったことなども報告され、 次回はさらに下流の東京湾をめざして歩きたいという抱負が述べられました。
■小学校
清瀬第八小学校
清瀬市立清瀬第八小学校からは、身近な川の一斉調査に参加し、柳瀬川の水質調査の調査方法や調査結果に ついて報告されました。日向と日陰で水温に差が出たことがおもしろかったことや、「ボランティアの人たちが ゴミを拾うのを見て、自分も気を付けなければいけないと思った」など、自分たちの体験を通した感想や疑問に ついても発表がありました。
東久留米第三小学校
東久留米市立第三小学校からは、南沢湧水から落合川と黒目川の合流点まで落合川を散策した様子についての 発表でした。BGMにあわせて写真や動画を使い見ている人が一緒になって散策しているような気持ちになれました。 発表では、川の近くの氷川神社での散策祈願からはじまり、水温を計ったり、浅瀬では水の中を歩いて魚とりを 行ったりと、様々なことに挑戦しながら合流点を目指した様子の報告がありました。
■コーラス・交流休憩
マーベラス
水質が良くないと言われている不老川を、なんとか盛り上げようと昨年「不老川の応援歌」が作られました。 今回、地域で活動するコーラスグループのバーベナコーラス・他のみなさんにより 披露していただきました。
パネル展
発表会と平行して、会場内ではパネルの展示が行われました。また交流休憩時間には新河岸川と立野川の 水を使った「水質調査体験コーナー」、連絡会発行の「里川」表紙の人気投票を行った「里川のあゆみ」、 会場に展示されたパネルや発表内容に示されたクイズのヒントを探す「新河岸川流域クイズラリー」 が行われました。
 
全校が発表を終了した後には、荒川下流河川事務所調査課長より、各発表校の代表者へ表彰状が授与され、 新河岸川水系水環境連絡会代表から、発表会全体を通しての講評がありました。最後に恒例の記念撮影を行いました。


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