荒川放水路変遷誌(概要版)on WEB

もっと知っておきたい荒川放水路の歴史と効果

都市を往く 荒川放水路

荒川下流部は、大都市における貴重なオープンスペースとして、
多くの人々の憩いと安らぎの場となり、動植物の生息・生育の場ともなっています。
しかし、「荒川放水路」と呼ばれていることから分かるように、
自然にできた河川ではなく、約80年前に人間がつくった人工の河川です。

荒川放水路が開削される前の江戸・東京は、
有史以来、度重なる洪水被害を受けてきました。
特に、明治40年、43年の洪水は、
近代国家の帝都建設に向けて拡大していた工場地帯や市街地が浸水し、
大きな打撃を与えました。

荒川放水路は、このような洪水被害を契機とする抜本的な治水対策として、
明治44年に着手され、昭和5年に完成しました。
放水路の完成により、東京東部・埼玉南部の低地帯は洪水から防御され、
一気に市街化が進みます。

明治の産業近代化、関東大震災、東京大空襲、高度経済成長、
そして現在に至るめまぐるしい変化の中で、
荒川放水路は、首都東京とその周辺都市の発展とともに変遷してきました。

本誌は、これまで荒川放水路がたどってきた100年の変遷をまとめたものです。
みなさまと一緒に、荒川放水路の歴史を知ることにより、
いまの荒川、未来の荒川について、考えを深めていきたいと思います。

荒川放水路変遷誌(概要版)

「荒川放水路変遷誌」は、荒川放水路開削事業の着手以来100年の変遷をとりまとめた冊子です。
「荒川放水路変遷誌(概要版)」は、荒川放水路変遷誌に掲載された内容の概要を紹介するものです。