荒川下流河川事務所ホーム > お知らせ > ■堤防の芝焼き現地試験の実施について

お知らせ

  • ■堤防の芝焼き現地試験の実施について

    平成29年02月21日

     荒川下流管内では、堤防除草に加え、毎年冬期に堤防の芝焼きを行うことで、芝の発芽を良くし、外来種の駆除を行っていました。しかしながら、堤防の芝焼きについては平成23年の東日本大震災以降、放射性物質の影響を懸念して休止しており、また堤防の除草頻度も減っていることから、昨今、芝の衰退や外来種の繁茂などにより堤防の弱体化が懸念されるなど、維持管理上の課題となっております。

     このため、堤防の芝焼きの再開に向けて、平成29年2月28日(火)午前(降雨・降雪時及び強風時は翌日に順延)、葛飾区小菅地先(荒川左岸11.25km付近 延長約50m)において、芝焼きを試験的に実施することを、以下のとおりお知らせします。

    ⇒堤防の芝焼き現地試験の実施について[PDF:691KB]

     

     なお、堤防の芝焼きの再開に向け、放射性物質の影響の有無を確認するため、専門家の助言を得て、事前調査として、以下の内容について実施しました。

     (1) 現地試験箇所の植物試料を採取し、その前後にその地点で放射線量(空間線量率・地表の表面線量率)測定を実施
     (2) 現地で採取した植物試料を室内で乾燥・燃焼させ、前後の放射線量(植物試料と焼却灰の表面線量率)の変化と、植物試料および焼却灰に含まれる放射能(放射性物質)濃度の確認試験を実施

     上記(1)の試料採取前後の放射線量測定では、試料採取を行った全ての地点について、線量率は十分小さく、また、採取前後でほぼ変化なしという結果になりました。さらに、上記(2)の採取した植物試料を室内で乾燥・燃焼させ、放射線量の変化を確認する試験でも、燃焼前後の植物試料および焼却灰の表面線量率は変化しませんでした。また、放射性セシウム134とセシウム137の放射能濃度(Bq/kg)を測定したところ、全ての植物試料と焼却灰について、いずれも検出限界値以下という結果になりました。

     以上の結果について、専門家から「放射線量および放射性物質の濃度については安全性上問題なく、芝焼きをおこなってもその状況は変わらない」との見解を得ています。
     
     事前調査の結果については、以下のとおりです。

    ⇒事前調査(芝焼き現地試験前室内試験)の結果[PDF:428KB]

国土交通省 関東地方整備局 荒川下流河川事務所
〒115-0042 東京都北区志茂5-41-1 電話:03-3902-2311(代表)