国土交通省 関東地方整備局 荒川下流河川事務所
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  • タイムライン【家庭編】

    2組の姉妹の未来を描いています。ある行動が、彼女たちの明暗を分けることになります。その行動とは・・・

    〈エピソード(2)【家庭編】〉

    情報を知ることです。
     気象情報や運行情報など、自分に必要な情報を知る事ができたら、その情報を元に、早めに行動しましょう。  情報を早めに知ったママは、姉妹に外出をやめさせ、早めの避難という行動を起こしたために、無事に家族の安全を手に入れました。  そう、早めに情報を知り、行動に移せば、あなたの未来が変わります。
    ≪情報を入手出来るサイトの事例≫

    種類 サイト名 URL
    気象情報 気象庁 http://www.jma.go.jp/
    気象情報(雨) XRAIN http://www.river.go.jp/xbandradar/
    河川情報 河の防災情報 http://www.river.go.jp/
    河川情報 荒川下流河川事務所 http://www.ktr.mlit.go.jp/arage/
    防災情報 ハザードマップポータルサイト http://disaportal.gsi.go.jp/
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     上記サイト以外にも、情報を入手できるサイトはあります。
     避難情報は各自治体のHPから、運行情報は各交通事業者のHPから、それぞれ入手できます。
     いざというときに、どこから、どのような手段で情報を入手するのか、事前に考えておきましょう

     <Point>
     いざ災害が発生した時に、実際に逃げるのはあなたです。もしかしたら、交通機関が止まってしまうかもしれません。それから行動を始めても遅い場合が・・・。早め早めに情報を入手し、速やかに行動に移しましょう。
     そしてその行動をより確実に起こすための準備、それがタイムラインです。行政などの取り組みを参考に、ご自身のタイムラインを考えてみませんか?
    ・タイムラインの詳細については
    こちら

    〈知ってほしいこと(1)【過去】〉

     毎年、全国各地で大きな災害が起こっていますが、近年、大きな災害に襲われていない首都圏に住んでいると、どこか他人事と思っていませんか?
     首都圏が災害に襲われた

    過去を知る事はとても大事です。
     災害はけっして他人事ではありません。全国どこでも発生する可能性があり、大きな災害があったことは決して忘れてはならない教訓となります。
    ・ 明治43年の洪水を知りたい方は
    こちらへ[外部サイト]
    ・ カスリーン台風を知りたい方は
    こちらへ[外部サイト]
     
    〈Point〉
     災害は何時自分のみの周りで起こるか分かりません。決して過去のものとし他人事とするのではなく、過去の水害を知り、自分の備えに役立てましょう。

    〈知ってほしいこと(2)【現在】〉

     荒川は東京都、埼玉県といった首都圏を流れているので、万が一、堤防の決壊等により荒川が氾濫すると、その被害や影響は甚大です。
     いざ災害が発生した時、身の回りがどの様な状況になるのか、避難する場合はどこへ行けば良いのかなど、

    現在の状況を知る事が、大切な人や自分の身などを守る第一歩です。
     意外と知らない災害のこと。この機会に調べてみませんか?
     そして、災害時に確実に身を守るための行動を起こす準備、それがタイムラインです。
    ・タイムラインの詳細については
    こちら
    ・ 避難などに必要な情報を知りたい方は
    こちら[外部サイト]

    〈Point〉
     平常時に災害が発生した時の事を想定しておくことはとても大事です。自分の家や会社の周りなどがどの様な状況になるのか想像してみましょう。また、ハザードマップを確認し、避難所を事前に確認しておくことも重要です。

    〈知ってほしいこと(3)【そしてこれから・・・】〉

     タイムラインとは、災害が発生することを前提として、各自治体や鉄道会社など多くの関係機関や住民の方々などが、災害時に行う防災行動を時系列に沿ってとりまとめたもので、「いつ」、「何を」、「誰が」が明確になることから、防災力の向上に役立ちます。平成24年に米国を襲ったハリケーンサンディの対応で、ニュージャージー州が採用して効果を発揮しました。
     このタイムラインにあわせて、住民の方一人一人が行動を起こしていただくことによって、犠牲者ゼロに大きく近づきます。
     例えば、タイムラインにおける住民の方々の行動に着目すると、災害発生の5日前からテレビやインターネットなどで身を守るための必要な情報を入手し、その後、いざという時の避難に備え、事前にハザードマップに記載されている避難所を確認します。その後、台風の接近などに応じて、学校や会社などから早めに帰宅するとともに、事前に確認しておいた避難所へ避難し、大切な人と自分の身の安全を確保する行動を行う事となります。
     このような

    新たな防災の取り組みを知ると、必ず災害から被害を軽減できます。さあ、みんなでタイムライン。あなたも、タイムライン。

    〈Point〉
     災害に対しては、自助、共助、公助と言われます。そのそれぞれがタイムラインに基づいて台風接近の5日前から結束して台風に立ち向かえば、犠牲者ゼロに近づく事ができると考えています。
     行政などの取り組みを参考に、ご自身のタイムラインを考えてみませんか?


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